食事だけではない、健康に必要な5つのこと。
健康といえば「食事」というイメージがありますが、「食事」は健康のひとつの要素 でしかありません。
最初に、そもそも「 健康とは何か 」ということを考えてみたいと思います。
健康とは心と体のこと。
「健康」という字は、もともと「 健体康心 」という言葉の略になります。
つまり、「健やかな体と、康らかな心」とあるように、最初から 心と体の両方の意味を含んだ言葉 なのです。
健康法というと、食事や運動の話題が多いですが、それはどちらかというと、体の側面だけについてなので、本当の意味での健康には不十分です。
結論から言うと、健康には 5つの要素 があります。
その5つとは、
- 心の状態
- 姿勢
- 呼吸
- 食事
- 運動
になります。
簡単に説明すると、心と体についてが「心の状態」と「運動」で、心と体をつなぐ真ん中に「呼吸」があります。
そして、やや心よりのところに「姿勢」があり、やや体よりのところに「食事」があります。
この5つの要素は、心から体のグラデーション、つまり 健康のグラデーション であり、5つの要素は、どれも 対等な関係 になります。
バランスの効果は崩れた時に現れる。
5つの要素のバランスを保つことが健康の秘訣ですが、このバランスが崩れると、健康ともいえないが、病気ともいえない状態である「
なので、健康とは常に、この 5つの要素のバランスを意識することが大事 になります。
そして、バランスを日頃から意識して保つことの効果というのは、実は、バランスが崩れた時に復元力(修正力)となって現れます。
つまり、大事に至らずに済むということです。
以上から、健康を「食事」や「運動」だけでカバーしようとするのは、バランスが悪いというのはわかっていただけたかと思います。
次回から、5つの要素を一つずつ説明していこうと思います。