ハワイ発の心の大掃除 「ホ・オポノポノ」の話。
前回の天風哲学では、プラス思考を持つには、潜在意識の改善 が必要であり、それには「言葉による自己暗示」が効果的 であるという話をしました。
それは言い換えると、マイナス思考も同じようにして作られる ということです。
マイナスの言葉を自分に言い続ければ、潜在意識はマイナスの要素で汚染され、マイナス思考に陥ってしまいます。
ということで、今回は、その 潜在意識をクリーニングする方法 についてお話ししようと思います。
潜在意識のクリーニングといえば、もうご存知の方も多いと思いますが、これ!
「ホ・オポノポノ」
です。
ホ・オポノポノとは?
ハワイのカフナと呼ばれるシャーマンによって、古代から伝えられた癒しの技法です。
それを現代では自分でできる 心の浄化法(セルフ・ヒーリング)としてアレンジされ、以下の 4つの言葉を唱える という形式になっています。
- ごめんなさい
- 許してください
- 愛しています
- ありがとう
本当にこれをただ唱えるだけで、あらゆる問題が解決する ということになっています。
まさに魔法の言葉ですね。
「そんなんでうまくいくのかねぇ〜」と思われたあなたは、とても正常な精神の持ち主です(笑)
では、一歩進んで、なぜ効くのかを考えてみたいと思います。
なぜ唱えるだけでうまくいくのか?
まず前提としてオポノポノでは、目の前に現れるトラブルというのは、
「すべて自分に責任がある」
という態度があります。
また、そのトラブルは 過去の自分の記憶が再生されることが原因で起こる と考えます。
この過去の記憶のことを「カルマ」と呼んだりもしますが、潜在意識に溜まったマイナスの要素 と思っていただいて結構です。
また、この過去の記憶は、生まれてからの記憶に加え、生まれる前からの記憶も含む といいます。
そう、カルマというのは転生によって引き継ぐ んですね、怖いです…。
それで、潜在意識をクリーニングする「4つの言葉」を唱える ことで、カルマは消滅し、トラブルもなくなる というのが、そのカラクリになります。
効果的に唱えるには?
ここからは自分の考えなのですが、効果的に唱えるポイントが3つあると思います。
- 「眠る前」に唱える
- イメージと組み合わせて唱える
- 唱える順番がある
まず最初の「眠る前」ですが、天風哲学と同様、やはり 潜在意識への暗示がかかりやすい時間帯 である「眠る前」に唱えるのが効果的だと思います。
もちろん、日中目の前で起きたトラブルの時は、その時でOKです。
次に、「イメージと組み合わせて唱える」ですが、言葉による自己暗示系の全般に言えることですが、言葉(マントラ)はイメージと組み合わせて唱える と効果的です。
オポノポノの場合はクリーニングなので、潜在意識を服に見立て、洗濯板でゴシゴシ汚れが落ちていくのをイメージ したり、PCのデスクトップに見立て、ファイルをゴミ箱に捨てるのをイメージ して唱えるのも良いと思います。
最後の唱える順番ですが、これは ポノラー(笑)の間でも意見が分かれます。
人によって、「ごめんなさい」「許してください」は、新しい罪悪感を植えつけるのでかえって危険 だという人もいます。
自分の考えでは、オポノポノのポリシーでもある「すべてのトラブルの原因は自分にある」を、まず、自分事として受け止めるお作法として、唱えても良いと思います。
これを真剣に「受け入れてしまう」と確かに罪悪感として発展してしまうかもしれませんので、簡単に「受け止めればいい」です。
そして、「愛しています」と和解し、最後に「ありがとう」とお別れをするのが、自然な流れかなと思います。
ポノラーの皆さんどうでしょうか。
オポノポノ自体は、とてもシンプルな方法なので、これ以上の話はなく、あとは実践あるのみですが、たくさん本も出ていて悩むかと思うので、オススメの本を紹介しておきます。
だれもが幸せになるハワイの言葉「ホ・オポノポノ」 (マキノ出版ムック)
- 作者: イハレアカラ・ヒューレン,カマイリ・ラファエロヴィッチ
- 出版社/メーカー: マキノ出版
- 発売日: 2012/05/22
- メディア: ムック
- 購入: 3人 クリック: 5回
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二冊目は、あまり一般に流通してなさそうな本ですが、とても良い本です。
トータルヘルスデザインさんからも直販で買うこともできますので、ぜひ機会があれば読んでほしいです。
最後に、アンデスのシャーマンの言葉を紹介して終わります。
「もっとも致命的な黒魔術とは、人が無意識のうちに自分自身に行っているもの」
これは 固定観念や罪悪感が健康に及ぼす影響は大きい ということです。
心の健康法の行き着く先は「潜在意識のクリーニング」なので、皆さんも今夜からぜひ、レッツ・ポノラーで!(笑)
ではでは。